さて、本日第一回目のブログとして、これまで再生に携わった
企業の「どんぶり勘定」について話をします。
どんぶり勘定の語源は、昔、職人が腹掛けの前に付けた
「物入(どんぶり)」から金を無造作に出し入れして使ったことに由来します。
これを企業に置き換えると、
細かくお金の管理をしないでお金を出し入れしている
ことです。
では、企業におけるお金の管理とは具体的には何を指すのでしょうか?
いくつか考え方はあると思いますが、私の考え方は
セグメント管理/会計(事業別採算管理)
です。
私が、過去再生に携わった企業でセグメント管理/会計をやっている会社は
一社もありませんでした。
実際、事業別の決算書/試算表を作成していた会社は
一社もありませんでした。
会社が単一事業のみをやっているケースはほとんどありません。
いくつかの事業を営み、その合計が会社全体の売上と損益になります。
しかし、再生する企業では、それぞれの事業がすべて黒字ではなく
(場合によってはすべてが赤字)赤字と黒字が混在し、
会社全体では若干の赤字または損益とんとんのケースが大半です。
正に、赤字と黒字の混在は企業におけるどんぶり勘定なのです。
どんぶり勘定では、どの事業を継続し、どの事業を縮小
あるいは撤退するかの決断は下せません。
次回は、このどんぶり勘定が企業経営にどのように悪影響を及ぼし
倒産寸前まで追い込まれていくかのお話をします。
今回の話に興味を持たれた方は、ぜひ続編も読んで下さい。
筆不精な私ですがなるべく早く続編をアップします。


